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2011年08月01日

今日から世界母乳育児週間です

毎年8月1日〜7日は

世界母乳育児週間です。


世界各地で母乳育児に関する様々なイベントが開催されます。


このナースアウトは毎年8月8日開催で
世界母乳育児週間から外れますが
世界母乳育児週間に賛同するイベントです。



ナースアウト。


元々は2007年に北海道の札幌で
「世界同時授乳に参加しよう!」
ということになり、

一緒にどうですか?とmixiを通じて呼び掛けがあり

たまたまその呼び掛けをみつけた私は
何の知識もなく、また転勤族で友人・知人もいない中
北九州で主催しました。


TVや新聞の取材が入り
会議室にたくさんの母子。

10秒前からカウントダウンし10時になった瞬間。

泣いてた赤ちゃんもいたのに、シーンとしたんです。

あの初めての雰囲気。
空間。

あれを味わってもらいたいから
なんだかんだ毎年主催しているんだと思います。


(世界同時授乳は各地の8月8日午前10時に行われました。
時差があるので『グローバル・ウェーブ』といって順番に10時を迎えたんですよ)


世界同時授乳に参加して
とりまとめ団体が必要となり
ナースアウトの全国実行委員会を立ち上げ
2008年から『ナースアウト』と称し日本独自のイベントとなりました。



昨年

初めて大分で開催しました。


今年はどんな雰囲気の中で授乳できるか楽しみです♪  

Posted by ナースアウト in 大分 2011実行委員会 at 23:42Comments(0)母乳育児

2011年06月19日

どうしてミルクでは参加できないの?

このナースアウト(同時授乳)というイベントは、
お母さんが公共の場で母乳をあげないようにと注意されたことへの抗議として始まりました。

そして次第に母乳育児を通じたお母さんの楽しさをみんなで祝う効果的な方法になってきたのです。
母乳本来は赤ちゃんの食事、水分補給、心の栄養でもあります。

ナースアウト・外に出て授乳をしよう!
母乳育児の人も、もっと外へ出ていいはずだ!

そういう意味もあるのです。

★ボトルベビー病、と言う病気をご存知ですか?

発展途上国を中心に、 母乳の代わりに粉ミルクで育てられた赤ちゃんたちが
次々に命を落としています。

このイベント背景の奥底には、
「そういう国際的事情を皆さんに知ってほしい」
「そういう子ども達を救いたい」と言う、
母乳混合ミルクにかかわらず世界中の“母親達の想い”が託されているのです。


★命を落とすって?ミルクに毒が入っているの?

いいえ、違います。
からくりはこうです。

1960年代頃から世界の大手粉ミルクメーカーが国際的なセールス活動を行いました。
粉ミルクメーカーは大々的に広告を展開し、
粉ミルクは母乳よりも素晴らしいという間違ったイメージを人々の間に広めたのです。

また、世界中の病院へ販売員を送り、母親達に“無料でアドバイス”をし、
“無料で粉ミルクを配布”しました。
母親達も、世界的に有名な会社の最先端の育児食品を「我が子のため」と信じました。

母乳は赤ちゃんに吸われなくなると直ぐに出なくなってしまいます。
そして“無料の粉ミルク”が貰えるのは最初だけ。。。
母乳が出なくなった母親達は赤ちゃんをミルクで育てるしかなくなります。

また、母乳には多くの病気などに打ち勝つ免疫が多く含まれています。
まだまだ感染症の多い、衛生的とは言えない発展途上国では、
免疫の入った母乳を貰えなかった赤ちゃんは大きなリスクにさらされる事になります。

そして粉ミルクは買わなくてはなりません。
これは貧しい人々にとって大きな問題です。
親達はミルク代を節約するため、ミルクを薄めたり飲み残しを与えたりします。
また、多くの地域では粉ミルクを溶く為の“安全な水”が確保されていません。
哺乳瓶を消毒するための清潔な水も、日本のような滅菌グッズもありません。

そうして赤ちゃんは、下痢と栄養失調で次々に衰弱し命を落としていくのです。。。
世界中で沢山の赤ちゃんが粉ミルクのために亡くなっていくのは
当然の結果であり、衝撃的な事実です。

国連の機関である【世界保健機関(WHO)】と【国際連合児童基金(UNICEF)】は国際会議を開き、
1981年“母乳代用品の販売流通に関する国際基準”(通称WHOコード)が、
日本・US・アルゼンチンの3カ国を除く118カ国の承認で採択されました。(日本は棄権しています)

日本の会社を含む、その他多くの粉ミルクメーカーはWHOコードを遵守していません。

まだまだ日本でも、産院で子どもを産むと当たり前のように「おめでとうございます」と
粉ミルクや哺乳瓶が無料で渡され、販売員によって粉ミルクの作り方を説明され、
調乳指導と称して粉ミルクを薦めに来る所もまだまだ沢山あります。
粉ミルクは本来、母乳育児が困難と確定した母親や母親を失った子ども達に、
最終手段として使用されるべきものです。
生まれたての赤ちゃん、なりたてのお母さんへ「どうぞ」と薦めるべきものではないはずなのです。

WHOとユニセフの調査報告によれば、現在1500万人の赤ちゃんが、
直接または間接的に栄養失調が原因で亡くなっています。
そしてその多くは母乳で育てる事によって助かる命であった、としています。
WHOの乳幼児の死亡率を劇的に下げた活動の主体は、
“母乳保育”と“カンガルーケア”でした。

発展途上国では、母親が母乳で子どもを育てると言う第一の芽を摘まれ、
出来るはずだった母乳育児が出来なくなったというだけで、
沢山の赤ちゃんが命を落としているのです。

世界の貧しい親達は先進国の企業にお金を騙し取られ、そして自らの赤ちゃんまで失っています。

この事は発展途上国のみならず、先進国でも深刻な問題となっている地域もあります。
今日も4000人の赤ちゃんが次々と亡くなっている・・・。

そのような事実に声をあげて抗議したい!!沢山の赤ちゃんを救いたい!!
このイベントが“おっぱい”にこだわる理由は、そういう背景があるのです。   

Posted by ナースアウト in 大分 2011実行委員会 at 11:00Comments(0)母乳育児

2011年06月18日

全国実行委員会の願い

ナースアウト in Japan 全国実行委員会では
赤ちゃんの健康状態等様子を見ながら、
母親が母乳・粉ミルク・混合を選択できる社会になる事を願っています。


★母乳育児に対して正しい知識を持つ病院が増えて欲しい。

これはむやみにミルクや糖水を与えないと言う他にも、
あまりに母乳がいい!と、とらわれすぎて適切な判断が出来なくなる事も含んでいます。


★母親が母乳・ミルク、選択できる社会になって欲しい。

これは正しい知識が広まれば、
自然と母親が自分で自分に合ったスタイルを選択できるようになると思っています。
仕事をしている方は混合だったり、どうしても病気であげられない人はミルクだったり。
薬を服用していても実は母乳をあげても大丈夫な薬かもしれないです。
そういう知識を持ったお医者さんが増えて、
少しでも多くの母親が自分の希望する方法で子育て出来たらいいなと思います。
(勿論「タバコ吸いたいからミルク」とか「胸の形が崩れるからミルク」とかには賛同できませんが)


★本当にミルクが必要な人へは長期支援出来るようになって欲しい。

これは産院や母親学級で配る粉ミルクを、
本当にミルクが必要な人への長期支援に使う方向で考えて欲しいと言うことです。
全国実行委員会のあるスタッフは、母乳が出るのにミルクをいくつも貰い、
結局賞味期限が切れて捨ててしまいました。
このような勿体無いことがないよう、
本当にミルクが必要な人・施設などへ長期にわたって支援できる社会になる事を願っています。


また、ボトルベビー病については日本でも起こり得る事だと思います。
それは地震や災害などで綺麗な水が手に入らなくなった時です。
もちろん哺乳瓶の消毒もできなくなるでしょう。
そうなった時に、母乳が出る母親が多いと、
ミルクが本当に必要な赤ちゃん(お母さんが病気だったり、施設へ入っている赤ちゃんなど)に
より多く綺麗な水とミルクが行き渡ると思うのです。
双方にとってこんなにいい事はないと思います。

災害時には母乳育児の母親へ、ストレスなどで母乳が止まらないよう、
支援する事も大切な支援のひとつだと考えています。

日本は地震大国です。
参加者の中にも実際に大きな地震に遭遇し、大変な思いをされた方がいます。
確かに母乳のイベントですが、このイベントが訴える事は
母乳のみならずミルクの方へも繋がるイベントになっていけばいいと思っています。

きっかけは抗議運動かもしれません。
ですが、こういった様々な意味と考えを含んだ、意味のあるイベントだと私たちは考えています。



母乳代用品の販売流通に関する国際基準

母乳代用品の販売流通に関する国際基準(WHOコード)の内容(全文ではありません)
International Code of Marketing of Breast-milk Substitutes

(1)消費者一般に対して、母乳代用品の宣伝・広告をしてはいけない。
(2)母親に試供品を渡してはならない。
(3)保健施設や医療機関を通じて製品を売り込んではならない。これには人工乳の無料提供、もしくは低価格での販売も含ま る。
(4)企業はセールス員を通じて母親に直接売り込んではならない。
(5)保健医療従事者に贈り物をしたり個人的に試供品を提供したりしてはならない。 保健医療従事者は、母親に決して製品を手渡してはならない。
(6)赤ちゃんの絵や写真を含めて、製品のラベル(表示)には人工栄養法を理想化するような言葉、あるいは絵や写真を使用してはならない。
(7)保健医療従事者への情報は科学的で事実に基づいたものであるべきである。
(8)人工栄養法に関する情報を提供するときは、必ず母乳育児の利点を説明し、人工栄養法のマイナス面、有害性を説明しなければならない。
(9)乳児用食品として不適切な製品、例えば加糖練乳を乳児用として販売促進してはならない。
(10)母乳代用品の製造業者や流通業者は、その国が「国際規準」の国内法制を整備していないとしても、「国際規準」を遵守した行動をとるべきである。
http://www.bonyuikuji.net/?p=267より転載)  

Posted by ナースアウト in 大分 2011実行委員会 at 11:00Comments(0)母乳育児

2011年03月12日

災害時の母と子の育児支援

下記は母乳育児を続けるための呼びかけ文です。
内容を改変しない限り、転載・転送は自由となっています。

--------------------------------

★★★地震や水害にあった母乳育児中のお母さんへ★★★


○母乳育児中のお母さんは母乳育児を続けましょう
 
このような状況で母乳育児を続けることはとても重要です。
母乳育児は赤ちゃんの命を救います。
母乳育児は完全無欠の栄養を赤ちゃんに与えます。
さらに、母乳の中の感染防御因子が、非常事態で流行する可能性のある下痢や呼吸器感染から赤ちゃんを守ります。
一方、安全な水や、お湯を沸かす燃料のない場所での人工乳の使用は、
栄養不良、疾病、乳児死亡のリスクを高めます。
母乳育児を続けることで、お母さんも子どもも慰められ、心の支えが得られます。


○ストレスで母乳が干上がることはありません!
 
極度のストレスや恐怖で一時的に母乳の出が悪くなることはあっても、それは一過性のものです。
母乳育児をすると、お母さんも子どもも落ち着き、
実際に緊張が和らぐようなホルモンがつくられるという医学的根拠が証明されつつあります。
一時的に出が悪くなっても、赤ちゃんが欲しがるたびに欲しがるだけあげているとまた母乳は出てくるようになります。


○栄養状態のよくないお母さんの母乳にも、完全な栄養が含まれています!

母乳の栄養はいつでも完全です。
お母さんが深刻な栄養失調にかかったときのみ、母乳の量が減ります。
とはいえ、災害時は授乳中のお母さんが十分な栄養をとれるよう、人工乳の配給よりも、
お母さんのための食べ物や飲み物を優先的に確保するようにしましょう。
お母さん自身が少しでも体を休めてリラックスし、きちんと食べて十分な水分を取るように気をつければ、
母乳の出をよくすることができます。


○下痢の赤ちゃんでも母乳は続けられます!
 
母乳の中には免疫が含まれています。
母乳で育てられていて、極度に下痢をしている赤ちゃんで、脱水症状がある場合は、医療を受ける必要があります。
その場合も、母乳育児はやめたり減らしたりするべきではありません。
非常事態では水が汚染されることが多く、哺乳びんやおしゃぶりも汚染されていることが多いので、注意が必要です。
母乳だけで育っている赤ちゃんにおしゃぶりは必要ありません。


○一度は母乳育児をあきらめた人も、必ず再開できます!
 
母乳復帰の方法を用いれば、お母さんが母乳育児を再開することは可能です。
母乳復帰をすれば、非常事態において、生命を救う栄養と免疫面での恩恵が得られます。
これまで混合で、人工乳をたくさん飲ませていたお母さんも、
授乳の回数を増やし、赤ちゃんに何度も吸ってもらうようにすれば、母乳の量を増やすことができます。


○母乳が足りないのではないかと思ったら、便や尿を確認しましょう
 
月満ちて生まれた健康な赤ちゃんは、生後3,4日ころから1日に6-8回の尿をします。
(紙おむつなら5-6枚)。
生後6-8週間くらいまでは、1日に3-5回の便がでます。
欲しがるだけ欲しがるたびに乳房を含ませましょう。
新生児は1日8ー12回飲むのが平均ですが、もっと飲む赤ちゃんもいます。
赤ちゃんが欲しがるたびに授乳できていて、赤ちゃんの肌の色つやがよく手足をよく動かしていて、
いつものように便や尿が出ていれば大丈夫です。


--------------------------------------------------------------------------------

2004年10月30日作成:
■■災害時の母と子の育児支援 共同特別委員会■■
   ★日本ラクテーション・コンサルタント協会 (JALC)
   ★ラ・レーチェ・リーグ(LLL)日本
   ★母乳育児支援ネットワーク日本(BSNJapan)
●なお、日本ラクテーション・コンサルタント協会とラ・レーチェ・リーグ日本では、
被災された方のために無料で母乳育児相談に乗っています。

■■問い合わせ■■
(援助者向き):contact@jalc-net.jp(日本ラクテーション・コンサルタント協会)
(被災されたお母さん専用):hisai_support@llljapan.com(ラ・レーチェ・リーグ日本)

参考資料:
WABA:「グローバル化」時代の母乳育児 2003年
BFHIニュース、ユニセフ 1999年9月/10月
WHO/ユニセフ「乳幼児の栄養に関する世界的な戦略」2003年(2004年訳)
ラ・レーチェ・リーグ・インターナショナル「月満ちて生まれた健康な母乳育ちの赤ちゃんが、母乳がたりているかどうかを見分ける方法」(2003年改訳)   


Posted by ナースアウト in 大分 2011実行委員会 at 09:56Comments(0)母乳育児

2010年07月27日

全国実行委員会の願い

ナースアウト in Japan 2010全国実行委員会では、
赤ちゃんの健康状態等様子を見ながら、母親が母乳・粉ミルク・混合を選択できる社会になる事を願っています。


★母乳育児に対して正しい知識を持つ病院が増えて欲しい。

これはむやみにミルクや糖水を与えないと言う他にも、
あまりに母乳がいい!ととらわれすぎて適切な判断が出来なくなると言う事も含んでいます。


★母親が母乳・ミルク、選択できる社会になって欲しい。

これは正しい知識が広まれば、自然と母親が自分で自分に合ったスタイルを選択できるようになると思っています。
仕事をしている方は混合だったり、どうしても病気であげられない人はミルクだったり。
薬を服用していても実は母乳をあげても大丈夫な薬かもしれないです。
そういう知識を持ったお医者さんが増えて、少しでも多くの母親が自分の希望する方法で子育て出来たらいいなと思います。
(勿論「タバコ吸いたいからミルク」とか「胸の形が崩れるからミルク」とかには賛同できませんが)


★本当にミルクが必要な人へは長期支援出来るようになって欲しい。

これは産院や母親学級で配る粉ミルクを、
本当にミルクが必要な人への長期支援に使う方向で考えて欲しいと言うことです。
全国実行委員会のあるスタッフは母乳が出るのにミルクをいくつも貰い、
結局賞味期限が切れて捨ててしまったのです。
そういう勿体無いことをせずに、
本当にミルクが必要な人・施設などへ長期にわたって支援できる社会になる事を願っています。

また、ボトルベビー病については日本でも起こり得る事だと思います。
それは地震や災害などで綺麗な水が手に入らなくなった時です。
もちろん哺乳瓶の消毒もできなくなるでしょう。
そうなった時に、母乳が出る母親が多いと、
ミルクが本当に必要な赤ちゃん(お母さんが病気だったり、施設へ入っている赤ちゃんなど)に
より多く綺麗な水とミルクが行き渡ると思うのです。
双方にとってこんなにいい事はないと思います。

そういう災害時には母乳育児の母親へ、
ストレスなどで母乳が止まらないように 支援する事も大切な支援のひとつだと考えています。

地震や災害なんて・・・と思うかもしれませんが日本は地震大国です。
参加者の中にも実際に大きな地震に遭遇し、大変な思いをされた方がいます。

確かに母乳のイベントですが、このイベントが訴える事は母乳のみならず
ミルクの方へも繋がるイベントになっていけばいいと思っています。

きっかけは抗議運動かもしれません。
ですが、こういった様々な意味と考えを含んだ、意味のあるイベントだと私たちは考えています。




母乳代用品の販売流通に関する国際基準(WHOコード)の内容(全文ではありません)
International Code of Marketing of Breast-milk Substitutes

(1)消費者一般に対して、母乳代用品の宣伝・広告をしてはいけない。
(2)母親に試供品を渡してはならない。
(3)保健施設や医療機関を通じて製品を売り込んではならない。これには人工乳の無料提供、もしくは低価格での販売も含ま る。
(4)企業はセールス員を通じて母親に直接売り込んではならない。
(5)保健医療従事者に贈り物をしたり個人的に試供品を提供したりしてはならない。
保健医療従事者は、母親に決して製品を手渡してはならない。
(6)赤ちゃんの絵や写真を含めて、製品のラベル(表示)には人工栄養法を理想化するような言葉、あるいは絵や写真を使用してはならない。
(7)保健医療従事者への情報は科学的で事実に基づいたものであるべきである。
(8)人工栄養法に関する情報を提供するときは、必ず母乳育児の利点を説明し、人工栄養法のマイナス面、有害性を説明しなければならない。
(9)乳児用食品として不適切な製品、例えば加糖練乳を乳児用として販売促進してはならない。
(10)母乳代用品の製造業者や流通業者は、その国が「国際規準」の国内法制を整備していないとしても、「国際規準」を遵守した行動をとるべきである。
http://www.bonyuikuji.net/info/code.htmlより転載)
  


Posted by ナースアウト in 大分 2011実行委員会 at 06:00Comments(0)母乳育児

2010年07月26日

どうしてミルクでは参加できないの?

それは・・・

このナースアウト(同時授乳)というイベントは、
お母さんが公共の場で母乳をあげないようにと注意されたことへの抗議としてはじまりました。
そして次第に母乳育児を通じたお母さんの楽しさを
みんなで祝う効果的な方法になってきたのです。
本来母乳は赤ちゃんの食事、水分補給、心の栄養でもあります。
ナースアウト・外に出て授乳をしよう! 母乳育児の人も、もっと外へ出ていいはずだ!
そういう抗議の意味もあるのです。



★ボトルベビー病、と言う病気をご存知ですか?

発展途上国を中心に、 母乳の代わりに粉ミルクで育てられた赤ちゃんたちが
次々に命を落としているのです。

このイベント背景の奥底には、「そういう国際的事情を皆さんに知ってほしい」
「そういう子ども達を救いたい」と言う、母乳混合ミルクにかかわらず
世界中の“母親達の想い”が託されているのです。




★命を落とすって?ミルクに毒が入っているの?

いいえ、違います。からくりはこうです。
1960年代頃から世界の大手粉ミルクメーカーが国際的なセールス活動を行いました。
粉ミルクメーカーは大々的に広告を展開し、
粉ミルクは母乳よりも素晴らしいという間違ったイメージを人々の間に広めたのです。


また、世界中の病院へ販売員を送り、母親達に“無料でアドバイス”をし、
“無料で粉ミルクを配布”しました。
母親達も、世界的に有名な会社の最先端の育児食品を「我が子のため」と信じました。


母乳は赤ちゃんに吸われなくなると直ぐに出なくなってしまいます。
そして“無料の粉ミルク”が貰えるのは最初だけ。。。
母乳が出なくなった母親達は赤ちゃんをミルクで育てるしかなくなります。


また、母乳には多くの病気などに打ち勝つ免疫が多く含まれています。
まだまだ感染症の多い、衛生的とは言えない発展途上国では、
免疫の入った母乳を貰えなかった赤ちゃんは大きなリスクにさらされる事になります。


そして粉ミルクは買わなくてはなりません。これは貧しい人々にとって大きな問題です。
親達はミルク代を節約するため、ミルクを薄めたり飲み残しを与えたりします。
また、多くの地域では粉ミルクを溶く為の“安全な水”が確保されていません。
哺乳瓶を消毒するための清潔な水も、日本のような滅菌グッズもありません。



そうして赤ちゃんは、下痢と栄養失調で次々に衰弱し命を落としていくのです。。。
世界中で沢山の赤ちゃんが粉ミルクのために亡くなっていくのは
当然の結果であり、衝撃的な事実です。



国連の機関である【世界保健機関(WHO)】と【国際連合児童基金(UNICEF)】は国際会議を開き、
1981年“母乳代用品の販売流通に関する国際基準”(通称WHOコード)が、
日本・US・アルゼンチンの3カ国を除く118カ国の承認で採択されました。(日本は棄権しています)

日本の会社を含む、その他多くの粉ミルクメーカーはWHOコードを遵守していません。

まだまだ日本でも、産院で子どもを産むと当たり前のように「おめでとうございます」と
粉ミルクや哺乳瓶が無料で渡され、販売員によって粉ミルクの作り方を説明され、
調乳指導と称して粉ミルクを薦めに来る所もまだまだ沢山あります。
粉ミルクは本来、母乳育児が困難と確定した母親や母親を失った子ども達に、
最終手段として使用されるべきものです。
生まれたての赤ちゃん、なりたてのお母さんへ「どうぞ」と薦めるべきものではないはずなのです。


WHOとユニセフの調査報告によれば、現在1500万人の赤ちゃんが、
直接または間接的に栄養失調が原因で亡くなっています。
そしてその多くは母乳で育てる事によって助かる命であった、としています。
WHOの乳幼児の死亡率を劇的に下げた活動の主体は、
“母乳保育”と“カンガルーケア”でした。

発展途上国では、母親が母乳で子どもを育てると言う第一の芽を摘まれ、
出来るはずだった母乳育児が出来なくなったというだけで、
沢山の赤ちゃんが命を落としているのです。

世界の貧しい親達は先進国の企業にお金を騙し取られ、そして自らの赤ちゃんまで失っています。

この事は発展途上国のみならず、先進国でも深刻な問題となっている地域もあります。
今日も4000人の赤ちゃんが次々と亡くなっている・・・。

そのような事実に声をあげて抗議したい!!沢山の赤ちゃんを救いたい!!
このイベントが“おっぱい”にこだわる理由は、そういう事実にあるのです。
  


Posted by ナースアウト in 大分 2011実行委員会 at 16:03Comments(0)母乳育児

2010年07月23日

夏休み始まりましたね

こんにちは!

スタッフのくーママです。


昨日、1歳6ヶ月の検診に行ってきました。

集団検診は初めてでしたが、お昼寝タイムの子が多いのか泣き叫んでる子がかなりいました

私は、早めに受け付けしたのでわりとスムーズでした。

診察の間、ぐずぐずしだしたので授乳室を使いましたが・・・。

1歳6ヶ月にもなると、卒乳のお子さんが多いのかな?

貸し切り状態でした。


最後、相談ということで授乳していることを話すと卒乳の仕方とパンフレットをもらいました。

1歳を過ぎると、検診や予防接種の際に医師や保育士に卒乳を進められますよね。

「なかなかおっぱいが離れなくて・・・」

心配になるママもたくさんいると思います。

私も悩んでいました。


でも。

いつか授乳を終える時はきます。

3時間おきの授乳、睡眠不足、泣き止まない赤ちゃんの時期を懐かしく思い出す日が来るんですよね・・・・。

何も話せない、わからない時期だからこそ赤ちゃんはママの気持ちに敏感です。

赤ちゃんとコミュニケーションしてみましょう。

授乳はママと赤ちゃんの最高のスキンシップ。

ママのぬくもりに包まれて、眠った赤ちゃんを見ると癒されますよね


そんな時間を皆さんと共有できることを楽しみにしています。


プレママの方もぜひ、幸せな時間を見て感じていただけたらと思います





  

Posted by ナースアウト in 大分 2011実行委員会 at 05:57Comments(1)母乳育児